●命の始まりは腸だそうです。諸説ありますが、大昔、今から40億年前に藻(も)の祖先、海の深く温水が沸いている所で生まれたそうです。
●その後、長い年月が過ぎ、動物のはじまりイソギンチャクのような腔腸動物(こうちょうどうぶつ)が生まれたそうです。
●腔腸動物(こうちょうどうぶつ)は食べる口と、排出する口だけの腔腸(こうちょう)という腸管しかなく、この腸管だけで、消化吸収や呼吸を行っていたそうです。
●その後、進化の中で、腸管から分かれ、肺、心臓であり、そして肝臓・腎臓と枝分かれしたそうです。
■動物は「腸」からはじまりました。
●腸→口・肛門→胃→脊髄→脳
●赤ちゃんがお腹の中で、大きくなっていく時にも、
早い時期に出来上がるのが、心臓と腸だそうです。
腸の両端が口と肛門になって、途中の一部がふくらんで胃に,胃ができた後、神経のもとになる神経板ができ、神経板が脊髄、脳へと成長していくそうです。
■腸の働き
●腸は、植物にたとえると、根になるそうです。植物の養分は根から吸収されているからです。
●腸は食事で摂った栄養を吸収し、
その栄養が、全身の細胞 に利用されていす。
●腸が悪いという事は、体のすべてに影響します
●腸には大きく8つの役割があります。
それは消化、吸収、合成、代謝、解毒、造血、
排泄、免疫です。
★消化:食べたものは、胃よりも腸で消化されます。腸内細菌は、消化を応援します。体の中にある酵素では消化できないものも分解したりします。
★吸収:生きていく上で必要な栄養素は腸で吸収されます
★合成:腸内細菌はビタミンB2、B6、B12、K、葉酸、パントテン酸、ビオチンなど、食べ物だけでは不足しがちな栄養素を作ります
腸内細菌によって合成される酵素の種類は、肝臓で作られる酵素の種類よりも多いと
う説もあるそうです
★代謝:腸内細菌が作る酵素や栄養素が内臓の働きを活発にします。
※代謝とは、体に吸収した栄養素から生きるのに必要なエネルギーを作ったり、体の古くなった部分を新しく作り治す働きのことです。
すべての働きには酵素が必要との事。
★解毒:腸の中に入った毒を無毒化します。
※腸の解毒作用が低下すると
肝臓・心臓・呼吸器系・皮膚・鼻に障害が出るそうです。
★造血:吸収した、たんぱく質から血液をつくります。
※よい血液をつくるには、最低6時間の睡眠が必要との事。
★排泄:代謝で生まれた不要な物や、毒素を便として体外に排泄します。
★免疫:人の体の全免疫システム全体の70%が腸に集中してと言われています。
※免疫力が弱まると、ガン・リウマチ・アトピーの原因になります。
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